宅建業法改正(低廉な空家等の報酬額)

2024年07月01日

令和6年6月21日改正(令和6年7月1日施行)の宅地建物取引業法改正で低廉(ていれん)な空家等(価格が800万円以下の宅地建物)の報酬額(仲介手数料)上限額が見直されました。

空き家等に係る媒介報酬規制の見直し

新旧の相違点は以下のとおりです。

 

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改正前(旧)※2024年6月30日まで

価額が400万円以下の空家等宅地建物

売主が支払う報酬額上限:18万円+報酬額に係る消費税額

買主が支払う報酬額上限:200万円以上→4%+2万円、200万円以下→5%

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改正後(新)※2024年7月1日から

価額が800万円以下の空家等宅地建物

売主及び買主が支払う報酬額上限:30万円+報酬額に係る消費税額

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価額が800万円を超える宅地建物は従来とおり、3%+6万円となっております。

 

不動産売買取引に係る仲介手数料「3%+6万円」や「4%+2万円」の説明については、

コチラのページを参照して下さい。↓

仲介手数料の計算方法